須田幸英税理士事務所 事務所通信 平成30年3月号掲載
そだね〜
  今年は、1月中旬以降低温の日が続き、雪もたくさん降りました。
事務所には消雪パイプがあるのですが、それでは間に合わなくて除雪を4回依頼することとなりました。春になれば全て溶けるのですが、除雪しなければ駐車場に入ってくることすらできません。
 除雪をしてもらって本当に助かりました。
建設業者等は道路の除雪を始めいろいろな依頼があり、大変忙しかったのではないかと思います。

 ところで、先頃平昌オリンピックが閉幕しました。時差がないため連日テレビにかじりついていました。過去最高のメダル獲得数で充分楽しめました。
 特に、カーリング競技において銅メダルを獲得したLS北見の「そだね〜」という言葉が印象に残っています。
 北海道方言研究会の会長も務めている北海道学園大学の菅泰雄教授(日本語学)によると試合中に交わされる彼女たちの「そだね〜」は、典型的な北海道方言のイントネーションということです。北海道方言には「短呼」というように拍数が短くなることや、語尾のイントネーションが下がらないという特徴があるといっています。
  一方、会見で「そだね〜」と言った時は、標準語の「そうだね」と同じく頭高のアクセントが出ていました。改まった場面だったということもあり、無意識のうちにそうなっていたのでしょうと菅教授は語っています。
 確かに、試合中の発音と会見で無理矢理言わされている時では、違って聞こえました。

 ところで、先日私が「孫をかたる」と言う言葉を使った時、事務所の人が「オレオレ詐欺があったんですか」と聞き返してきました。私は当たり前の言葉と思っていましたが、通じなかったようです。新潟の方言をホームページで探してみましたが、「かたる」はなかなか出て来ません。ようやく出て来たのが長岡大辞典というホームページで「赤ん坊の子守をすること」とありました。これが私の伝えたかった「かたる」の意味です。
 同じ新潟県でも、私の出身地の小千谷と下越地方では違うものだと改めて感じました。
 「そだね〜」が今年の流行語大賞になることを願っています。

                所長 須田幸英
 事務所通信3月号掲載
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